千作千五郎の会 第3回 −イェイツと八雲に愛された狂言−
☆ 日本とアイルランドの不思議な絆
アイルランドの国民的詩人で、ノーベル文学賞作家W.B.イェイツが狂言に影響を受けて書いた戯曲「猫と月」を、新作狂言として東京初演。またラフカディオ・ハーン(小泉八雲)の原作を千五郎が狂言化して、ハーンの父の故国アイルランドで初演した「ちんちん小袴」。そして千作の女狂言「石神」の3曲で、遠く離れた二つの文化の意外な照応をお楽しみいただきます。お見逃しなく!!
- 番組
- 新作狂言「猫と月」ねことつき [原作]W.B.イェイツ [訳]佐野哲郎 [演出]松本薫
茂山千五郎 茂山茂 松本薫目の見えない乞食が足の悪い乞食を背負って聖コールマンの泉にやってくると、聖者が現れて、「望みは何か」と問われます。 目の見えない乞食は目が見えるように、足の悪い乞食は祝福を受けることを願います。それぞれの願いが叶った二人は…。
新作狂言「ちんちん小袴」ちんちんこばかま [原作]小泉八雲 [作・演出]茂山千五郎
山下守之 島田洋海 地謡:鈴木実名高いお侍に嫁いだ娘がおりました。夫が戦で留守の夜、不思議な物音がするのでのぞいてみると、小さな侍の妖精が謡いながら踊っておりました。恐ろしくなった娘は、夫が帰ると早速退治してもらうように頼みます。夫がその妖精に斬りかかると…。
狂言「石神」いしがみ 茂山千作 茂山千五郎 網谷正美 笛:栗林祐輔
家庭を顧みない夫に愛想をつかした妻は、仲人の元へ離婚の相談に行きます。仲人は出雲路へ行って、石神のお告げを聞くように勧めます。事前に仲裁を頼みにきて奥に隠れていた夫は、先回りして石神になりすまし、妻を思いとどまらせようとしますが…。
- 日時
-
2017年3月1日(木)19:00開演
- 場所
- 国立能楽堂
- 出演
- 茂山千作、茂山千五郎、茂山茂、網谷正美、松本薫、島田洋海、鈴木実、山下守之、笛:栗林祐輔
- チケット
- 全席指定(税込) S6000円 A5000円 B4000円 学生1500円
学生席はM&O plays のみで販売2017年12月1日(金)発売
チケット取扱:
チケットぴあ 0570-02-9999 【Pコード】482-761
イープラス (パソコン・携帯)
カンフェティ 0120-240-540
国立能楽堂 03-3423-1331(窓口販売のみ)
M&O plays 03-6427-9486
お問い合わせ●M&O plays 03-6427-9486