千五郎狂言会第5回
- 日時
- 全公演終了しました。
2006年7月11日(火)、12日(水)
両日とも19:00開演 - 場所
- 国立能楽堂
- 出演
- 茂山千作、茂山千五郎、茂山七五三、茂山千三郎、茂山正邦
- チケット
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SS席 7,000円 / S席 6,000円 / A席 5,000円 /
B席 4,000円 / 学生席 3,000円 - 番組
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那須之語(なすのかたり)
茂山千五郎
源平屋島の合戦で、那須与一が扇の的を射るくだりを一人語りで、語り手、義経、実基、与一を演じ分ける。三番叟とともに、狂言師の修業の課程で、もっとも重要な曲の一つとされる。
仏師(ぶっし)
茂山七五三・茂山千三郎
新しいお堂に安置する本尊の仏像を求めて、田舎者が都に仏師を探しにくる。往来を大声で探し歩いていると、都のすっぱが真仏師(まぶっし=正統派の仏師)と称して近づく。すっぱは言葉巧みに田舎者を言いくるめ、明日までに等身大の仏像を作ってやると請合うが……。
悪太郎(あくたろう)
茂山千五郎・茂山千作・茂山正邦
乱暴者の悪太郎は酔払って寝込んだ間に、僧形に変えられ、南無阿弥陀仏と名付けられる。目が覚めて驚くところに、乱暴者の悪太郎が長刀を持って伯父を訪ね、禁酒を勧められるが、せめて今宵限りと酒をねだり、酔払って帰る道端で寝込んでしまう。後を付けてきた伯父は悪太郎の刀や小袖を取り上げて僧形に変え、南無阿弥陀仏と名付けると言い渡して去る。目が覚めた悪太郎は夢心地に聞いた伯父の言葉を仏のお告げと思い、仏道修行の決意をするところに、通り掛かった僧が念仏を唱えるのを聞いて、自分が呼ばれたと思いこみ……。