千五郎狂言会第7回
究極の太郎冠者 あふれる気分は<下克上>!
ますます絶好調の千五郎、今回もシテ2曲の大奮闘! 稀に見る主従の対立、服従と反抗…緊張感みなぎる「止動方角」、そして女運の悪い?主従が相和して妻を求める、切なくも可笑しい「釣針」と、硬軟対照の妙でお楽しみいただきます
- 日時
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2008年7月3日(木)、4日(金)
両日とも19:00開演 - 場所
- 国立能楽堂
- 出演
- 茂山千五郎、茂山千作、茂山正邦、茂山茂、茂山宗彦 ほか
- チケット
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5/2(金)発売開始:SS席 7,000円 / S席 6,000円 /
A席 5,000円 / B席 4,000円 / 学生席 3,000円 - 番組
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止動方角 (しどうほうがく)
茂山千五郎・茂山正邦・茂山千作
主命で伯父の馬を借りに行った太郎冠者は、奇妙な癖を持つ馬を借りてくる。咳払いをすると馬が暴れ出して主人を落し、太郎冠者が呪文を唱えて乗ると静かになって……茂山家三代が拮抗して織りなす、小名狂言屈指の名曲
柿山伏 (かきやまぶし)
茂山茂・茂山宗彦
山伏が修行を積んで帰国の途中、道ばたの柿の木に登って柿を食べ始める。畑の持ち主が見つけて腹を立て、なぶってやろうとさまざまな動物に見立てると、その度に山伏はそれらしくまねるが、鳶のまねをして飛ぶと…
釣 針 (つりばり)
茂山千五郎 他
共に独身の主人と太郎冠者が西宮の戎に参籠すると、夢のお告げがあって釣針を賜り、それで妻を釣ることになる。まず主人の奥方、腰元たちを釣り出すが、さて太郎冠者が自分の妻に対面しようとすると…