千五郎狂言会 第10回記念
☆名手・山本東次郎を迎えて、千五郎シテ2曲の奮闘公演!
2002年から毎年1回、毎回千五郎がシテ2番を勤めて奮闘し、その進境も著しく、充実した成果を上げて、ますます人気上昇中の「千五郎狂言会」−シリーズ10周年を期して、2011年から年2回に増やし、さらなる充実と飛躍を目指します。記念の今回も、千五郎は大名狂言の佳作「昆布売」と、女狂言の傑作「千切木」の2曲でシテを勤め、また千五郎の長男・正邦が太郎冠者狂言の人気曲「千鳥」のシテを勤めます。特に「千切木」では、茂山家とは対照的な芸風で知られる、東京大蔵流の名手・山本東次郎をゲストに迎え、千五郎の夫vs東次郎の女房という異色の顔合わせで贈る豪華番組!
- 番組
-
昆布売 (こぶうり)
茂山千五郎 茂山七五三
大名はお供がいないので、通りがかりの昆布売を脅し、むりやり供にして太刀持ちをさせる。昆布売は隙を見て太刀を抜き、逆に大名を脅して昆布を売らせる。売り声を平家節、小歌節、踊り節など、色々に変えてなぶるうちに、大名は夢中になって…。
千 鳥 (ちどり)
茂山正邦 茂山千三郎 茂山逸平
ツケのたまっている酒屋から、またツケで酒を買ってこいと命じられた太郎冠者。話好きな酒屋に浜辺で千鳥を伏せる話や、祭で山鉾を引き回す話などして、隙を見て酒樽をせしめようとするが、うまく行かない。最後に流鏑馬の話をして…。
千切木 (ちぎりき)
茂山千五郎 茂山あきら 山本東次郎 茂山童司 茂山宗彦 ほか
連歌講の当屋(当番)が講中の人を呼ぶが、嫌われ者の太郎は呼ばない。皆が集まっているところに太郎が押しかけて悪態をつくが、怒った人々に踏みつけられ目を回す。そこに急を聞いた太郎の女房が駆けつけ、いやがる夫を励まして棒を持たせ、相手の家に押し掛けるが、皆が居留守を使うので、急に元気になった太郎は意気揚々…。
- 日時
-
2011年2月24日(木)19:00開演、25日(金)19:00開演
- 場所
- 国立能楽堂
- 出演
-
茂山千五郎、山本東次郎、茂山七五三、茂山あきら、茂山千三郎、
茂山正邦、茂山宗彦、茂山逸平、茂山童司 ほか - チケット
- 全席指定(税込) SS7千円 S6千円 A5千円 B4千円 学生3千円
学生席は森崎事務所のみで販売2010年12月17日(金)発売開始
チケット取扱:
チケットぴあ 0570-02-9999(Pコード:408-693)
イープラス (パソコン・携帯)
カンフェティ 0120-240-540
国立能楽堂 03-3423-1331(窓口販売のみ)
森崎事務所 03-5475-3436
お問い合わせ●森崎事務所 03-5475-3436
主催/(株)森崎事務所 M&O plays
*都合により一部出演を変更しております。ご了承のほど、謹んでお願い申し上げます。