千五郎狂言会 第11回

千五郎狂言会 第11回

☆双子の孫たち相手に、そして新作の代表曲

  大曲、稀曲続きから一転、子方の可愛さたっぷり、世代を超えて楽しめる、軽妙でわかりやすい古典と、異色の新作狂言・・・千五郎は双子の孫を相手に小品2曲、そして新作の傑作「死神」を勤めます。いよいよ本領を発揮する千五郎の多彩な芸の充実ぶりと、確かな伝承に育まれる次代の成長、次々代の息吹をご堪能ください。

番組

いろは

茂山竜正 茂山千五郎

父親は幼ない子に読み書きを教えようとするが、利発な子に揚足を取られて…。

しびり

茂山虎真 茂山千五郎

太郎冠者は足がしびれてお使いに行けないと言うが、ごちそうのお供と聞くと…。

茶壺  ちゃつぼ

茂山七五三 茂山千三郎 茂山宗彦

すっぱは酔って道で寝ている男の茶壺を盗もうとするが、片側の肩ひもに手が通っていて取れないので、もう一方の肩ひもに自分の手を通して横に寝る。男が目を覚ますと、すっぱも起きて自分の茶壺だと言い張る。困った男は目代(代官)に訴えるが…。

新作狂言  死神    しにがみ

茂山千五郎 茂山茂 茂山逸平 茂山正邦 ほか

借金に追われて自殺しようとする男。死神に出会って人の命を司る方法を教わったおかげで名医となって大金持ちになるが、つい欲に目がくらみ、死神の目を盗んで…。1981年、かつての渋谷ジァンジァンでの「花形狂言会」で、正義(現千五郎)、あきら他の出演で初演。以後上演を重ね、練り上げている。  【帆足正規作、茂山千之丞演出】

日時
2011年6月9日(木)10日(金)19:00開演
場所
国立能楽堂
出演
茂山千五郎、茂山七五三、茂山千三郎、茂山正邦、茂山宗彦、茂山茂、茂山逸平、茂山竜正、茂山虎真 ほか
チケット
全席指定(税込) SS7千円 S6千円 A5千円 B4千円 学生3千円
      *小学生1,500円(保護者同伴限定)
学生席は森崎事務所のみで販売
2011年4月8日(金)発売開始
チケット取扱:
チケットぴあ 0570-02-9999(Pコード:411-348)
イープラス (パソコン・携帯)
カンフェティ 0120-240-540
国立能楽堂 03-3423-1331(窓口販売のみ)
森崎事務所 03-5475-3436
お問い合わせ●森崎事務所 03-5475-3436
主催/(株)森崎事務所 M&O plays