千五郎狂言会 第14回
☆鬼狂言の名曲を賑やかに
今回も千五郎は2曲を勤めます。まず百姓ものの人気曲「佐渡狐」は、それぞれ対照的な個性で、充実した舞台を勤める三兄弟の競演で。次に太郎冠者ものの珍しい小品「鞍馬参り」を若手コンビで。さらに鬼狂言の名曲「朝比奈」では、七つ道具を担いだ千五郎の凛々しい武者ぶりで、勇壮な語りも魅力たっぷり。溌剌とした地謡、亀井広忠はじめイキのいい囃子方も勢揃い、賑やかにお楽しみいただきます。お見逃しなく。
- 番組
- 佐渡狐さどぎつね 茂山七五三 茂山千三郎 茂山千五郎
佐渡の国のお百姓と、越後の国のお百姓が街道で出会い、いずれも都に年貢を納めに上るところと知って、仲良く同道する。互いにお国自慢をするうちに、佐渡に狐はいるかいないかで激しい言い争いになる。都に着いても収まらない二人は、領主の邸の奏者(取次の役人)の判定を仰ぐことにするが…。
鞍馬参り くらままいり 茂山正邦 茂山逸平初寅の日に、主人の供で鞍馬参りに出かけた太郎冠者。通夜(おこもり)をするうち、夢で多聞天(毘沙門)から福ありの実(梨)を授かる。主人にその福は自分のものだからよこせと言われた冠者は、主人をからかってやろうと、福渡しの呪文を唱えさせ…。
朝比奈 あさひな 茂山千五郎 茂山茂
地謡:茂山正邦 茂山逸平 島田洋海 井口竜也
笛:杉信太朗 小鼓:住駒充彦 大鼓:亀井広忠 太鼓:大川典良近頃人間に知恵がついて、みんな仏道に帰依して極楽へ行ってしまうので、地獄は大飢饉。しびれを切らした閻魔王は、自ら六道の辻に出向いて亡者を地獄へ追い落とそうとするが、伝説の勇者・朝比奈三郎に出くわして、手玉にとられてしまう。遂に閻魔王は朝比奈の七つ道具を持たされ、浄土へと道案内をするはめに…。
- 日時
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2013年2月15日(金)19:00開演 ・16日(土)13:00開演
- 場所
- 国立能楽堂
- 出演
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茂山千五郎、茂山七五三、茂山千三郎、茂山正邦、茂山茂、茂山逸平、島田洋海、井口竜也、山下守之
笛:杉信太朗 小鼓:住駒充彦 大鼓:亀井広忠 太鼓:大川典良 - チケット
- 全席指定(税込) SS7千円 S6千円 A5千円 B4千円 学生3千円
学生席は森崎事務所のみで販売2012年12月14日(金)発売開始
チケット取扱:
チケットぴあ 0570-02-9999(Pコード:424-877)
イープラス (パソコン・携帯)
東京音協 03-5774-3030
カンフェティ 0120-240-540
国立能楽堂 03-3423-1331(窓口販売のみ)
森崎事務所 03-5475-3436
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