千五郎狂言会 第16回 《千五郎三代〜武悪》
写真©吉川信之☆孫達の成長ぶり、そして異色の名作狂言「武悪」をたっぷりと
今回も千五郎は2曲を勤めます。まずは、正邦の三男鳳仁(たかまさ)初お目見えの「しびり」での楽しい相手役。そして鳳仁の兄・竜正(たつまさ)が幼いながらも一日の長?を見せる「居杭」を挟んで、狂言を代表するせりふ劇の名作であり下剋上物の大曲「武悪」を、七五三、正邦との新配役でご覧頂きます。
子方達の愛らしい活躍ぶりから緊迫の大作まで、いかにも狂言らしいおかしみ、和やかでおおらかな笑いとペーソスあふれる番組をお楽しみください。
- 番組
- しびり 茂山鳳仁 茂山千五郎
和泉の堺へ使いに行けと命じられた太郎冠者。遠くまで行くのが嫌で仮病を使い、持病のしびりが起きて足がしびれて行けないと言って断るが、実はごちそうのお供と聞くと、あわてて「私のしびりは、よくいいきかせれば治ります」と言い出して…。
居杭 いぐい 茂山竜正 茂山逸平 茂山 茂檀那の何某が、いつもふざけて頭をたたくのを迷惑に思った居杭は、清水の観音に祈って隠れ頭巾を授かる。また頭をたたかれたそうになったので頭巾をかぶると、姿が消える。驚いた何某は算置(占師)に占いで見つけさせようとするが…。
武悪 ぶあく 茂山千五郎 茂山七五三 茂山正邦不奉公の咎で武悪の成敗を命じられた太郎冠者は、まんまと武悪を罠にはめるが、同僚のよしみで哀れを覚えて討ち取れない。逃しておいて、討ち取ってと報告する。喜んだ主人が太郎冠者を供に遊山に出かけると、ばったり武悪に出くわして…。
- 日時
-
2014年6月19日(木)19:00開演
- 場所
- 国立能楽堂
- 出演
- 茂山千五郎、茂山七五三、茂山正邦、茂山茂、茂山逸平、茂山竜正、茂山鳳仁 ほか
- チケット
- 全席指定(税込) S6000円 A5000円 B4000円 学生2500円
学生席はM&O plays 森崎事務所のみで販売2014年4月10日(木)発売予定
チケット取扱:
チケットぴあ 0570-02-9999(Pコード:434-198)
イープラス (パソコン・携帯)
カンフェティ 0120-240-540
国立能楽堂 03-3423-1331(窓口販売のみ)
M&O plays 森崎事務所 03-6427-9486
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