万作萬斎新春狂言2020


新春狂言2020 新春狂言2020

究極の座頭狂言&人気の鬼狂言

 狂言界の第一人者・野村万作、萬斎父子が毎年の干支にちなむ選曲や、節目には大曲、稀曲を織り交ぜて大好評を博している新春狂言。 1998年1月にスタートして以来連続22年、劇場狂言ならではの舞台美術や照明効果を活用し、また祝祭感たっぷりに新春の華やかさをお届けしています。
 連続23年目の今回も恒例の謡初に始まり、軽快な話術で人気の萬斎トークに続いて、万作が大蔵流専有曲に挑んで工夫を重ね、独自の曲趣を開花させた、座頭狂言の名曲「月見座頭」を。さらに萬斎扮する子煩悩な親鬼が、娘を案じて我を忘れるおかしくも切ない親心が見所で、大勢の鬼どもの異形の狂言面や豪華な装束、囃し言葉も賑やかな鬼狂言の傑作「首引」を上演します。劇場狂言ならではの演出効果もお見逃しなく!

 
番組:
謡初 「雪山」 ゆきやま  石田淡朗 岡聡史 野村萬斎 内藤連 飯田豪  

トーク     野村萬斎

月見座頭 つきみざとう   野村万作 高野和憲

 仲秋の名月。河原で虫の声に聴き惚れる座頭に、都から月見にやってきた男が声をかけ、互いに和歌を詠み合って意気投合。謡いつ舞いつ酒宴を楽しみ、やがて和やかに別れるが、帰り道でふと立ち止まった男が引き返してくると、突然…。
 風流が不条理に一転する、人間心理の恐ろしさと美しさを巧みに描く、異色の座頭狂言。人間国宝の至芸をご堪能いただきます。


首引 くびひき  野村萬斎 野村太一郎 中村修一 内藤連 石田淡朗 飯田豪 岡聡史

 年頃になった娘に人間を食い初めさせたい親鬼。通りがかった鎮西八郎為朝を捕らえて食わせようとするが、姫鬼は男に近付くだけで恥ずかしがったり、扇で叩かれて泣きべそをかいたりで、食うどころではない。為朝が「何か勝負をして、負けたら食われてやろう」と言うので腕押し、すね押しをしてもかなわない。最後に首に布を掛けて引き合う首引きをするが、とても勝ち目がないと見た親鬼は、眷属の鬼どもを呼び出して…。


日時:
2020年1月21日(火)19時開演/22日(水)14時開演(開演30分前に開場)
 
場所:
サンケイホールブリーゼ

出演:
野村万作、野村萬斎、高野和憲、岡聡史、中村修一、内藤連、飯田豪、野村太一郎、石田淡朗

チケット:
S席 7,000円 / A席 5,000円
ブリーゼチケットセンター(ブリーゼタワー7f):06-6341-8888
チケットぴあ0570-02-9999(Pコード゙:496-467)
イープラス(PC・携帯)
ローソンチケット0570-084-005(Lコード: 56467)
楽天チケット
M&Oplays:03-6427-9486

前売り開始日:2019年10月18日(金)