東京茂山狂言会 第17回 「作 茂山千之丞」
☆千之丞追悼公演☆ ゆかりの三曲、一挙上演!
昨冬惜しまれつつ急逝した、故2世茂山千之丞を追悼して、ゆかりの三作を一挙上演!自称『ひねくれ狂言役者』…実は現代狂言界のパイオニア・司令塔として、兄の4世千作と共に昭和、平成の狂言を作り上げてきた千之丞の人柄と芸風、そして多大な功績を偲びます。狂言の常識を超絶した新作「妙音へのへの物語」、晩年の高く豊かな芸境を彷彿とさせる古典狂言「呂蓮」、そして狂言の音楽性へのアプローチとして、狂言の謡を大胆に再構成した「室町歌謡組曲/遊びをせんとや」まで、破格の狂言役者の全貌に迫る、これが唯一にして最後の機会。見逃せません!
- 番組
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妙音へのへの物語 (みょうおん へのへの ものがたり) ★千之丞 作・演出★
七五三 あきら 千三郎 宗彦 逸平 茂
屁を自在に操って妙なる音楽を奏で、大金持になった男。隣の女房はうらやましくてならず、亭主の尻を叩いて弟子入りさせるが…。能の囃子に尺八を加えた異色の編成でおかしく、楽しく、賑やかに!
呂 蓮 (ろれん) ★2010年10月10日、千之丞が最後に演じた曲★
千五郎 正邦 童司
にわかに発心した男は、旅僧に頼み込んで髪を剃り、「呂蓮坊」の名をもらって出家するが、激怒する妻の剣幕に恐れをなすと、すべてを旅僧のせいにして…。甥である当主の継承ぶりも必見。
室町歌謡組曲 遊びをせんとや ★千之丞 構成・演出★
千五郎 七五三 あきら 千三郎 正邦 宗彦 茂 逸平 童司 他
「起き上がり小法師」「七つになる子」「京の狂言師」など、古典から新作まで、多彩な狂言の謡をメドレーにした異色の居囃子。故人ゆかりの、現代能界を代表する囃子方もはせ参じて明るく、楽しく、賑やかに。CD化した「ハイパー室町歌謡組曲BASARASARA 」では芸術祭作品賞に輝いた。
- 日時
- 2011年10月27日(木)・28日(金)
両日とも19:00開演
- 場所
- 国立能楽堂 03-3423-1331
- 出演
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茂山千五郎 茂山七五三 茂山あきら 茂山千三郎 茂山正邦 茂山宗彦 茂山茂 茂山逸平 茂山童司 他
笛・藤田六郎兵衛 小鼓・大倉源次郎 大鼓・亀井広忠 太鼓・三島元太郎 尺八・小山菁山
- チケット
- 全席指定 SS8千円 S7千円 A6千円 B5千円 学生3千円 (税込み)
学生席は森崎事務所のみで販売2011年8月26日(金)発売開始
チケット取扱:
チケットぴあ 0570-02-9999(Pコード:413-854)
イープラス (パソコン・携帯)
カンフェティ 0120-240-540
国立能楽堂 03-3423-1331(窓口販売のみ)
森崎事務所 03-5475-3436
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