東京茂山狂言会  第20回

 

☆稀代の狂言師、四世千作一周忌追善&20回記念公演!

毎秋恒例の東京茂山狂言会、今回は不世出の天才として斯界の頂点を極めた四世茂山千作の一周忌追善、そして当会の第20回、即ち20周年を記念する公演となります。晩年の千作が愛してやまず、ついには直面でも演じてのけた三老曲の第一「枕物狂」はじめ、小味ながら出色の小名(太郎冠者)狂言の佳作「栗焼」、そして神職と山伏の争いを賑やかに描き出す「禰宜山伏」まで、いずれも所縁の3曲で3兄弟がシテを勤めて故人を偲ぶ、感慨深い公演となります。3世代、主立った一門総出で待望の豪華番組、お見逃しなく!


番組
枕物狂(まくらものぐるい) 茂山千五郎 茂山竜正 茂山虎真 茂山蘭
         地謡:茂山正邦 茂山茂 茂山逸平 井口竜也
         笛:松田弘之 小鼓:曽和正博 大鼓:亀井広忠 太鼓:観世元伯
 百歳にも及ぶ祖父(おおじ)が恋に悩むという噂。二人の孫は、本当ならば叶えさせようと相手の娘を突き止めて、引き合わせる。老いの恥をさらした恨み言を謡に託しながら、喜びを隠しきれない祖父は…。

栗焼(くりやき)     茂山七五三 茂山宗彦
 見事な栗を沢山もらった主人は、来客用に気をつけて焼き上げろと太郎冠者に命じる。 冠者は栗を焼き上げて熱い内に皮をむき終えると、あまりに旨そうなので、ひとつ食べる。何かと理屈を言いながらまたひとつ食べるうち、気が付くと…。

禰宜山伏(ねぎやまぶし) 茂山千三郎 茂山あきら 茂山童司 島田洋海
 禰宜(神職)が茶屋で一服していると、山伏が現れて因縁を付け、荷物を持てとしつこくからむ。みかねた茶屋の機転で、名作の大黒天の木像を祈りで動かして自分の方に向かせた方を勝ちにして、負けた方は相手の荷物を持つことになるが…。

日時
2014年11月13日(木)19:00開演
場所
国立能楽堂 03-3423-1331
出演
茂山千五郎 茂山七五三 茂山あきら 茂山千三郎 茂山正邦 茂山宗彦 茂山茂
茂山逸平 茂山童司 茂山竜正 茂山虎真 茂山蘭 松本薫 島田洋海 井口竜也
囃子方:松田弘之(笛) 曽和正博(小鼓) 亀井広忠(大鼓) 観世元伯(太鼓)
チケット
全席指定(税込):S7500円 A6500円 B5500円 学生2500円

 (学生席は森崎事務所のみの販売)
※未就学児童の入場不可

2014年9月5日(金):発売開始
 チケットぴあ0570-02-9999【Pコード:439-014】http://t.pia.jp/
 イープラス http://eplus.jp/ (PC&携帯)
 カンフェティ0120-240-540(平日10時〜18時)http://confetti-web.com/
 国立能楽堂 03-3423-1331(窓口販売のみ)
 森崎事務所 03-6427-9486

お問い合わせ●森崎事務所 03-6427-9486
主催/(株)森崎事務所 M&O plays