漂う電球−THE FLOATING LIGHT BULB−

漂う電球

ケラリーノ・サンドロヴィッチがウディ・アレンの戯曲に挑む!

映画監督として名を馳せるウディ・アレンの戯曲を、ナイロン100℃主宰ケラリーノ・サンドロヴィッチの演出でお送りする、オリガト・プラスティコ第3弾がいよいよ登場!

「THE FLOATING LIGHT BULB」はウディ・アレンの手により舞台のために書かれた作品で、日本では初の上演となる注目作。出演者も広岡由里子の他に岡田義徳、渡辺いっけい、高橋一生など多彩な顔ぶれが揃いました。本邦初公開となるこの翻訳劇、常に新しいことにチャレンジする、KERA+オリガト・プラスティコ面目躍如の意欲作です。

日時
全公演終了しました。
東京:2006年9月28日(木)〜10月9日(月)
大阪:2006年10月14日(土)〜10月15日(日)
名古屋:2006年10月12日(木)
神奈川:2006年10月19日(木)
福岡:2006年10月22日(日)
宮崎:2006年10月21日(土)
場所
東京:本多劇場
大阪:IMPホール
名古屋:名鉄ホール
神奈川:湘南台文化センター市民シアター
福岡:メルパルクホール福岡
宮崎:宮崎県立芸術劇場
ウディ・アレン  訳 :鈴木小百合
演出
ケラリーノ・サンドロヴィッチ
キャスト
ポール・ポラック……岡田義徳
スティーブ・ポラック(ポールの弟)……高橋一生
マックス・ポラック(2人の父親)……伊藤正之
エニッド・ポラック(2人の母親)……広岡由里子
ベティ(父親の愛人)……町田マリー
ジェリー(エージェント)……渡辺いっけい
ストーリー

1945年のブルックリン。内気でさえない少年・ポールは、自宅アパートの一室に閉じこもって手品の練習をしている。そこはポール一家が暮らしているアパート……貧しさのために絶望と怠惰の空気が漂っている。母親と父親は喧嘩ばかり。弟は不良で、父親には若い愛人がいる。母親は言う。「ポール、あなたは天才なのよ」。この暮らしを何とか脱出したい彼女は、かつてIQテストで高得点を取ったポールに明日の希望を賭けている。

ある日、母親は知人のつてで、芸能界の大物エージェント・ジェリーと知り合いになる。チャンス到来。彼女はジェリーを自宅に招いて、ポールの手品を見てもらい、彼を芸能界にデビューさせることを計画する。拒否するポール。そしてその日、ジェリーは一家が住むアパートにやって来た。